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堺市にて瓦屋根漆喰入れ替え工事

Before

After

堺市にておこなった瓦屋根の漆喰入れ替えの様子です。

写真のように経年劣化でところどころコケが生え、黒ずんでしまっています。特に鬼瓦周りは劣化がひどいです。
半月型になっている棟瓦面戸（むねがわらめんど）という箇所も漆喰が劣化しているので入れ替えていきます。

まずは、既存の劣化した漆喰をすべて取り除きます。よく、手間を減らすために既存の漆喰を撤去せずに上塗りをするなど手抜き施工をする業者がいますが、雨漏りの原因となるので下地の土が見えるまでしっかりと除去し、新しい漆喰を塗っていきます。

次に、練り漆喰を塗ります。汚れのように見えますが、既存の漆喰の跡です。既存の漆喰のように厚く塗りすぎると、それも雨漏りの原因となります。
熨斗瓦（のしがわら）より1.5cm〜は、漆喰がへこんでいる状態がベストです。漆喰が熨斗瓦よりはみ出ているとそこに雨水があたり、漆喰の劣化を早めてしまうからです。

瓦屋根は耐用年数が長いことが特徴ですが、瓦を支える漆喰は瓦より劣化が早いため、定期的にメンテナンスが必要となります。漆喰のメンテナンスを放置すると瓦がずれたり、雨水が侵入して雨漏りの原因となるので注意しましょう。

この度は、株式会社エーストラストにご依頼いただき誠にありがとうございました。
弊社では、板金屋根の施工や雨漏りだけでなく、今回のように瓦屋根の漆喰補修も承っております。屋根のことならなんでもご相談くださいませ！